楽器練習時は頭の中を静かにする

楽器が上達するためには、自分のマイナス面にも目を当てないといけないこともあります。

それは、演奏する時の技術面もそうですが、自分のメンタル面、もっと言うと「演奏している時に考えていること」を常に意識しておくことが必要になります。

楽器を演奏している、練習している時に、自分がどんなことを考えているのか、気にしたことはあまりないと思います。

でも、自分の頭の中でどんなことを考えているのかを観察してみることは、楽器が上達していく上でとても重要なポイントになります。

考えていることを観察していると、割とマイナス面のことを考えていることが多いのに気が付きます。

出来ないところを気にしていたり、出来ない理由を考えていたり。

そういったことを頭の中で無意識に考えてしまっているんですね。

その状態というのは、頭が緊張してしまっているので、体にも不要な力が入ってしまいがちです。

そうすると、楽器の上達のペースが遅くなったり、出来ていたことが出来なくなったりと、マイナス面が目立つようになってきます。

楽器の練習の時に必要なことは、あまり言葉で考えないことです。

楽器の練習をしている時は、もっと体の感覚に意識を向けることが必要になります。

頭の中で言葉で色々と考えてしまっている時は、うまく集中が出来ていない時にそうなります。

特に、自分が苦手なところほど、頭の中で余計なことを考えてしまうことが多いです。

でも、楽器の練習で必要なことは、今自分がやっていることに集中することです。

そのためには、「言葉」というものが不要になってきます。

楽器の練習の時は、出来るだけ頭の中を静かにして、自分の感覚に集中をする。

それを意識しながら練習をしていくことが、練習の中ではとても重要になってくると思います。