楽器の練習では、イメージを大切にすることが上達の近道になります。
イメージは、音色だったり、姿勢だったり、演奏スタイルだったりと様々です。
イメージをすることで、徐々に自分の演奏したい状態に自分が変化していくことができます。
これは、地図を持って出かけるのと似ています。
旅に出て地図を持っていないと、自分が今どこにいて、どこに向かえばいいのか分かりません。
それが分からないということは、今の場所からうまく動けなくなってしまいます。
楽器の練習も同じで、イメージがないとどんな音色にしていいのか分かりません。
そうなると、楽器を練習していても自分の奏法をどう変えていいのかが分からないので、練習の質がかなり低下してしまいます。
ですが、自分が出したい音色のイメージがあると、そのためにはどんなことを意識すればいいのか、どんな練習をすればいいのかが分かってきます。
そこが分かってこれば、あとは練習を続けていくことで徐々に自分がイメージしている音色に近づいていくことができます。
まずは、自分がどんな音でどんな演奏をしたいのか、具体的にイメージをしてみましょう。
そして、そこに向かっていくためには、今どんな練習をして、どんなことを意識すればいいのかを考えていきます。
そうすることで、練習の質も上がり、結果的に自分のイメージしている演奏スタイルに近づいていくことが出来るようになります。
大事なことは、自分が演奏したい音色などを具体的にイメージすること。
まずは、そこから始めていくようにしましょう。